なにぬの屋
@mrjackson

2011の劇団そら

2011の劇団そら
世田谷区のプレーパークに来る子どもたちの中で「演劇やりたい」という、小、中、高校生たち12〜3人と活動している劇団そら。
今年で4年目で、毎年年度末に大きな発表会をしてきた。大きなと言っても40分くらいの作品だが、ゼロから作るオリジナルストーリー。台本も私が少し交通整理するものの、子ども達自身のことば。去年は上町児童館と世田谷ボランティアセンターにて2ステージ。
さて、今年は?
聞くと「今年は大きな発表はいいや」「部活忙しいし…」の意見が大半。「やっぱり発表したい!」といったのは逆に今までそんな事あまり言わないタイプの子。
どうなってしまったのだろう?さすがに、飽きてきたか(-.-;)それとも発表前は私が厳しい事を言うのがイヤなのか(>_<) 聞いてみると、普段の練習は「めっちゃしたい!(*^o^*)」と超真剣に言う… まぁ、演劇ワークショップ指導者から見たら、発表という節目がなくても、プロセスが楽しめるなんて、演劇を楽しむ理想!なんですがね(笑)不思議な子たちですo(^-^)o 普段の練習は、まさにごっこ遊び。今日は、「イヤな人ごっこ」 紙に書いたイヤな人(実名じゃないです、タイプ)「自己中」とか「すぐ泣く」とか「誰かに罪をなすりつける」とか を一人一つ書き、くじ引き、そして、エチュード(即興) 今日は桃太郎でやってもらいました 面白かったですよ。鬼退治した後、宝を分ける時(笑)とか、鬼に負けた(設定)後の会話とか。 他にも、落語の小話に挑戦したり、気になる台本の一部を読み合わせしたりしました。 写真は台本を印刷してあるA3用紙を半分に切って!と頼んだら、こんなになってしまったの図。 みんなの分を10枚まとめて一生懸命切ってこれ…(-.-;)小5の男の子です。 男の子の割合が多いのも劇団そらの特徴。そして、この台本の凸凹さも、今のメンバーの特徴を表しています。 今日、午後は子ども達を引率して、横浜青葉区小中高校生ミュージカルを観劇してきました。また、その劇を観た感想も一人一人様々で面白い。 私の関わる子ども達から、役者になる子を育てたい訳ではなく(むしろ役者の道は厳しいよ(>_<)と思っている)演劇を通して、色んな凸凹に出会ってほしいなぁ。そして、人生の凸凹も乗り越えていく力をたくわえてほしいなぁと思います 2011年はぼちぼち行こうね。(^-^)/