なにぬの屋
@mrjackson

南相馬へ南下^^

さて、車で北上するのにえらい大変なんだという事がわかった私、でも、自分の車で行ったからこそ行っておきたい所へ足を運べる

南相馬で被災後、子どもから大人までみんなの居場所づくりをしている方たちが夏休み連続開園している遊び場「みんな共和国」へ

春休みは公共施設の室内で開催していたところへ、気仙沼からかんぺーの車で遊びに来ました。その時は部屋いっぱいの段ボールの山、ダイナミックかつ変幻自在の遊び場!!というとてもそそられるものでした

今回野外での開催にあたり、放射線測定や除染・清掃と大変で大切な準備に尽力されたとのこと
そんな遊び場!私が行った日は最終日でしたが、ちょうど24時間テレビの中継地になっていて多くの人でにぎわっていました。遊び場は木陰が多い魅力的なところで、それぞれ好きに遊んでいて大人も子どもも居心地のよさそうな雰囲気。「なにぬの屋」の道具一式積んで行ったものの「今日は必要ないっか」と木登りなどして(笑)のんびりすごしてました。24時間テレビで来ていた有名人のお笑いライブを見たり・・

が、突然むくっと「なにぬの屋やるのが一番わたしらしいな」と思い立ち準備開始!レトロな自転車の威力は絶大で周りにどんどん人が集まって来て、関係者の方快く許可して下さり(というか珍しがって?)やらせてもらえる事になりました。
子どもも大人も高校生たちも囲んで見てくれたのが嬉しかったです。喜んで頂けた・・と思うのはあきらかにその場の人と距離が縮まったな~と感じたからですがどうだったかな^^
終わって片づけていると「孫が楽しんで見ていたので」と話かけてくれたおばあちゃん、お家は浪江町で津波で流され、原発で近くに帰ることもできない、郡山まで行ったけど、せめてもっと浪江の近くで・・と南相馬に戻ってきたそう。そんなおばちゃんから「これから東京に帰るのかい?」と聞かれ「はい」というと投げ銭のように千円札を握らせてくれた。「そんなそんな」と思い返そうとして触れたおばあちゃんの手から、何か受け取ったほうがいい気がしてありがたく受け取りました。
「孫がこの遊び場気にいってね~何回も来ている」とおばあちゃん。この出会いは「みんな共和国」という場所が心地よい場所になっていたからこそ。みんな共和国の資金にするのが筋でしたよね~(反省)
でも、私のような風来坊的な、特にお芝居をやる人は「自分が何かしたい」を地元の方に押し付けることにならないように、いつも気をつけていなければと思うので。そんな思いを胸にこの千円札大切に、私、受け取って帰りますね、ありがたく・・・

夕方、浪江町のここから先通行止めというポイントまで車で行きました。そこから見た夕焼け・・・

また行きます・・芸を磨いて