なにぬの屋
@mrjackson

なにぬの屋・・山元町にて

日曜日の夜、郡山から仙台まで下道で移動。お金も節約だけど下見も兼ねて^^宿は仙台に住む仲間の家にお世話になる。月曜日は、震災後石巻で始まった「うらやまでプレーパーク」へ付いて行く。本当に学校の裏山。落ち着く・・・・

さて16日火曜日は、被災地へ舞台を届ける「支援室」からの派遣ということで山元町の幼稚園へ。

100名ほどの園児たちは可愛らしく明るくみてくれた。私の布芝居の後に「では園児からプレゼントです」と歌のプレゼントをしてくれた素敵な歌「ひまわり~おやくそく~」

この幼稚園は津波被害にあったのだけれど、10月には新園舎完成!!移ったばかりというところでした。

 

↑こう報告すると「被災地もだんだん復興が進んでいるのね」という印象を受ける、東京人な私を、仙台に住む冒険遊び場(プレーパーク)づくりをしている仲間がその幼稚園の仮住まいだった園舎と津波をかぶってしまった園舎に案内してくれた

 

元の園舎には、亡くなった園児と職員の方へのお花が供えてあり、そこにあったノートには・・・毎日のように訪ねてくる子どもが書いたのか「今日はキャンディ持ってきたよ。食べてね。」「自転車に乗れるようになった!」「明日運動会だよ」などが書かれありました。そして元園庭にはひまわりとコスモスが咲いていました。

また、1年ほど過ごした仮住まいの園舎にも案内してもらいました。壁には「ようちえんかしてくれてありがとう」などのメッセージが残してありました。聞けば職員室はとれないので先生の机は廊下だったとか。でも「だんごむしたのしかった」などの文をみると楽しかったこと、ほっとしたことなどが伺えます。先生がたも大変でしたね。

 

私たち演劇をするものは毎回毎回心をこめて演じる・・・に尽きるのですが。まだまだ感じたりない事がある。

案内してくれた冒険遊び場の仲間に感謝

 

最後に「ひまわり・・おやくそく」の歌は、亡くなった園児のご両親の作詞。園長先生の作曲だそうです。訴訟問題が起きている園や学校もある中で、このことはどんなことか・・・歌を聞いたら伝わって来ました。胸にしみました。子どもたちは元気よく可愛かった。調べたらネットで聞けるそうですが、なんとなく私はペタッと貼り付ける気持ちにならず、もしよかったら調べてみてください。