劇団そらのクリスマス
プレーパークに集まる子ども達との
「劇団そら」の活動も3年目に入りました
今年は助成金申請をしていなかった事もあり、資金づくりのために、「そら応援団」ができてバザーをしてくれたり、私たち応援されているメンバーも少しでも「そら」を宣伝しようと頑張っています
宣伝といっても、要するに「応援したいなぁ」「見にいきたいなぁ」「一緒に劇したいなぁ」と思ってもらいたいという事。
今年はクリスマス会でどうぞ出し物を(^-^)/と呼んでくれるお寺!があったので行ってきました。
※そもそもお寺でクリスマスって不思議ですよね
後で聞いてわかったのですが、下高井戸にあるそのお寺はかけこみ寺のような、来るもの拒まずでいつも色々な人が集まっている、そんな場所でした
私たちが選んだ出し物は
「きつねの窓」
6年の教科書に載っているそうで。
出し物何しよっか〜と相談した時
二人の子が口を揃えて
「いい話なんだよねぇ」o(^-^)o
早速教科書を見せてもらいました
きつねが人間に化けた染めもの屋に迷い込んだ狩人が、指を染めてもらい、その指で作った窓を覗くと、もう今は会えなくなってしまった人の姿が写る。でも狩人が手を洗ってしまい…
これをナレーション染め物屋
狩人
人間に化ける前の子ぎつね
という配役で劇にしました。
窓に浮かぶ
母ぎつねや初恋の女の子、火事にあってしまった昔の家は…
影絵がいいね
みんなの意見がまとまりました
プレーパークらしく葉っぱにしたのは、思いつき(笑)で、私が狩人の鉄砲を忘れてしまい、枝にしたのが発端。きつねは、れん、女の子はかずき、家はれいが考えてくれ、のりたけが丁寧につなげてくれました
ナレーションのけいたは、「最初は何が起こるかわからないという雰囲気で読んで」という私の注文に、自在に答えてくれ、駆け付けたはるも本番でナレーションに加わりました。
クリスマスに和モノでしたが、会場がお寺だった事、影絵の醸し出す雰囲気も手伝い、聖なる夜にふさわしい静かな作品になりました。ちょっと緊張しちゃったけどね
劇団そらの子ども達が、静かな作品をやれるなんて…(涙)
でも、一番嬉しかったのは、その「きつねの窓」を見た中2の女の子が、「一緒に劇がしたい!発表したい!」と仲間がひとり増えたこと。
やったo(^-^)o