なにぬの屋
@mrjackson

劇団そら2016発表

1年に1回、子どもたちとゼロからつくったお話を発表する劇団そら。

世田谷区に4つあるプレーパークに集まる子の中で「演劇やりたい!」という子

この指とまれで9年前に始まった劇団です。

元プレーワーカーから演劇の道に入った私は「指導」してといわれたものの・・・

子どもたちにとっては、メンバーのひとり^^。一緒に作るという感じです。

今年の劇のタイトルは?「※△ς§Φ※?ホテルへようこそ!」

読めないですよね^^。一体何のホテルだろうと訪ねていくと・・・何やら好きなキャラクターになれる?

コスプレホテル?・・・・・・かと思いきや。

子どもがふとした瞬間に「自由になりたい」「ゆっくりしたい」「家出したい」と思った瞬間に、心だけ飛んできて休んでいく

「家出ホテル」だったのです^^

 

去年からメンバーが増えて、今年は発表参加が16名、練習のみ参加も2名、小2から高1までいます!

今年はいつにもましてバラバラな個性の子どもたち。振り返ると

今回は本当にキツかった。
みんなで同じ話をやるのもイヤだと練習中にゲームを始める子にひっぱられ(^^;
暗礁に乗り上げた1ヶ月前。

台本を書き直し、
毎年の事だけどラストは中高生と相談しながら決める…はずが、台本の始めがブレてたから、なかなかラストにたどり着かず公演中止も考えた7日前

自分達が生み出したキャラ=友達はどんな事を言うか、どうしてあげたいか。役になったままエチュード(即興会話)してラストが決まった!発表の前々日。

3人の場面の練習でケンカ発生(^^;
じゃ、次の通し稽古で芝居の台詞を言い合う事で(ケンカの)続きして!と荒療治したら見事に乗り越えた…前日。

びっくりさせるの自分で考えて!と私の無茶ぶりに答えてくれたおばけちゃん役

台詞言いたくないという子、これだけは言ってみてと追加した本番当日。

 

前日の大道具作りには、たくさんの助っ人。そして、差し入れにお米。またそれを炊いて握りに来てくれる^^助っ人も!!

そして当日保護者の皆様によるカレー作りがあり、今回特に助成金が得られず、私が立て替えていた練習場所代などをカレーの売りあげで工面してくれました。また、なんといっても、保護者の方にプロの音響さんがいて、5日間付きっきり。ありがとうございました。

 

何より、当日見届けてくれたお客様に本当に感謝です。本当にありがとうございました!

そしてそして劇団そらの子と私だけの付き合いではこうはならない。私は本来脚本&演出の才能はないです。

1年間、違う時間に重ねた成長を持ち寄ってぶつけてくれる。そして、演劇の原点かもというものに出会わせてくれるみんなに教えてもらっってる。

9年前に、私に声をかけてくれた当時の子どもと当時のプレーワーカーのりたけに感謝。