なにぬの屋
@mrjackson

南相馬や福島市で…

今回5泊6日北上したなにぬの屋、福島県の何ヵ所か声をかけて、近くまで行くので、もしなにぬの屋で何かお役に立てるならボランティア公演いたします!!と申し出ました

2日に呼んで下さった伊達市さんに交通費など出して頂き、また「前後に他に寄っても構いませんか?」と聞いたところ、「福島の為に動いてくれるのならどうぞどうぞ」と言ってくれたからでもあります

ボランティア公演…でも、今の時期に?と考える人もいます。福島にもプロの劇団はいるのです。ボランティアがしたい何かしたい…という人が大勢いて采配が大変という話も聞くからです
でも2年近くたち、来る時には来ても、今はパッタリと何も来ない…というところもあるでしょう
またイベントではなく、日常的に閉塞感がある場所はまだまだあります
私の仲間が求められていく、「遊び場の出前あそぼっカー」もまさにそんな場所を回っています

迷いました…自分からやりませんか?やりませんか?と言うことがいいのか…
ありがた迷惑だったらどうしよう。いや、私は何がしたいんだっけ?求められて、「是非お願いします」と言われる事を想定しすぎてはいないか!?自分って…

今回、公演させてもらった保育園さん保育所さんで終演後
「お礼というか…」と手渡されたのは

その園の子どもたちが笑顔で写った集合写真
園児の親御さんが書いた手記(避難した方も、現在通園している方も)

これを頂いた時に私は
迷いが吹っ切れました

子どもの笑顔…それを支えようとする大人…親御さんにとってかけがえのない存在…大切な命

その命がかがやくように…私は願うだけじゃんね(←急に言葉がへんになってすみません、相模原弁です(笑))

そう、そんな事を再確認した旅でした

帰りに立ち寄った福島中央子ども劇場さんの事務所に
劇団風の子時代の私の出ていた作品のポスターがあってびっくり!!
「風の子さんの作品今でも楽しかった~って声があがるんです」って

劇団風の子のキャッチフレーズは「子どものいるとこどこへでも」

風の子は離れた私ですが

やっぱり…もう一度自分に言う「子どものいるとこどこへでも」