なにぬの屋
@mrjackson

いっすんぼうしに想う

5月13日の日曜日は豪徳寺駅前商店街のたまにゃん祭りで
5月20日の日曜日は中目黒駅そばの目黒銀座児童遊園で
なにぬの屋やってきました!!報告遅れてすみません~
たまたまどちらも演目は「いっすんぼうし」誰でも知ってる…いやこの頃は若いお母さんでも知らないらしく、もちろん子ども達もよくある話を知らない
で、なにぬの屋のいっすんぼうしはちょっとパロディ…だから、いちいち「なにぬの屋のは話がちょっと違うよ」と注釈しないとわからない
なにぬの屋のいっすんぼうしは、うちでのこづちを振っても最後に大きくならない!!
しかも、うちでのこづちには願いが3つ叶う力がある!という事で、振ってみると
「人様と同じように大きくなりたい」といっすんぼうしが言うと
①大きくなりすぎてしまう
②同じようないっすんぼうしが何人も現れる
③元の小さいいっすんぼうしに戻る
で姫がそんないっすんぼうしが好き!と言っておわり(*^^*)
本当は昔話には伝えられてきた願いがあるのだから変えてはいけないと考える方もいます。実は私もそう思う。大人が考えるヒューマニズムで変えて満足してはいけない。ありのままの話(例え残酷でも)伝えた方がいいと
私はいっすんぼうしな話に出てくる
子のない夫婦はおじいさんおばあさんだと思っていた小さい頃
でも歳を重ねた今は、現代のせいぜい40代くらいの夫婦の切なる嘆きかも知れない
不妊もあれば流産も…命を授かるのは現代だって奇跡の賜物
そして、いつまでも大きくならないいっすんぼうし…親も本人も
きっと切に願うだろう「人様と同じようになりたい」
だから、お話の世界ではならせてやるのです大きく!
たかが昔話されど昔話、子どもの前で実はそんな背景も込めてせりふ言っています(つもり)
それでも…です
「人様と同じに」を目指す、「個性を伸ばす」と言っても、競争には勝つためのだけど抜きですぎては空気が読めないと言われる…現代のいっすんぼうしは大きくならない話にしていいんじゃないか…そう思ったなにぬの屋です
でももう一段落ちがあって、「そのままのいっすんぼうしがいい」と言われて大恋愛した姫様も何十年もしたら、オバチャンです(笑)
なにぬの屋のいっすんぼうしのマニアックバージョンはそのオバチャン姫で終わり(*^^*)
さぁまたなにぬの屋見たくなった方、どうぞお問い合わせを
sivyakko@gmail.com