なにぬの屋
@mrjackson

劇団そら、今年の台本・・完成!!

1月からずっと宿題として預かった、劇団そらの中1女子2人、小6女子1人の書いた台本

(劇団そらは世田谷区のプレーパークに遊びに来る子どもたちの中で「演劇やりたい」という子たちで集まり毎年オリジナルストーリーを発表しています)

劇団そらは・・・とにかく集まれば遊ぶ遊ぶ遊ぶ・・・

鬼ごっこが一番多いですが^^たまに!?劇ごっこもします。おでんの具になって会話する(笑)とか、ざっくり言えば「即興」とか「エチュード」

劇団そら・・・というか私の特徴として・・

即興で遊ぶんだけど発表すると決めたら、一度台本に起こします。私は大脚本家ではないけれど、劇ごっこして遊んだり、うだうだ雑談している時に出てきた会話の記憶力がめちゃめちゃいい!という特技があります^^

今年はどんな劇がいい?と聞くと中学生たちは「学園ものがいい制服が着たい」と言い、小2、3年ちゃんは「動物がやりたい」と言い張る(笑)

 

なので、私が「制服」「動物」というキーワードだけで書いた物語3ページを見せて続きを劇ごっこしたの・・・が10月。そうしたら、女の子3人が次々と続きの台本を書いてきた!!多い子は15ページも!!

小2から6年目の付き合いで中1になった子が台本渡してくれた時は涙出そうになりました。

 

そう、子どもたちだけで発表するくらいのそんな表現の欲の種を育ててほしい・・と思っていたから。

 

でも、劇団そらの難点であり長所であり悩みどころは、気まぐれ小学生たちと突然やりたいと言った子も拒まず受け入れる・・・去年なんて1日前にメンバー増えて台本も変わった・・・柔軟性!?鍛えられます

 

だからこれがパズルみたいで、女の子たち3人の台本をつなぎ合わせるだけでは成り立たない。難航するわ訳です

 

1月からどこにいくにもみんなの台本を持って、3月に入ってからは夜な夜な旅先でも台本書き、彼女たちの言葉を変えてしまうことはしない、のだけど。彼女たちの表現したいものは何?をひたすら探す探す探す

彼女たちが影響されたという本や映画を見たり、個人面談とかいってごはん食べに行ったり

 

出来上がった台本は、大人である「私が手を加えた」というより、むしろ、何度か却下(笑)されたあとのもの

 

先日の練習で「やっこ、劇団そらの台本って毎回感動するよね」と言ってもらえたのが嬉しい。「やっこが書いた台本」と言われなかったことも、「毎回」ってひいき目だろうと思いながらも、嬉しかったぁ

 

さてさて、これからが一山、ふた山あります。毎年直前に熱出る子、恥ずかしくなっちゃう子、そして、突然出たい!も大歓迎^^もちろんお客さんとしてはお楽しみにしていてください

発表の詳細は後日ですが、4月4日木曜日

三軒茶屋のボランティアセンターにて夜公演を考えています。無料。会議室をお借りしてやる小さな公演です