気仙沼から帰ってきました
26日から気仙沼の寺谷というところに遊び場が開設されました。名前は「あそびーばー」(^-^)/
近くにある幼稚園、小学校、中学校のすぐ側まで津波被害があり(小学校は1階は浸水)海岸の景色は凄まじいものがありました。
遊び場はその小、中学校から5分の丘。地主さんが、休耕中の畑と竹林を「子どもの為なら」と提供して下さいました。背景には・学校の校庭、公園は仮設住宅が建てられ遊ぶ場所がない事・子どもの心のケアはとても重要視されているけれど、地元の方は今は手が回らない事。があります。3ヶ月を目標に開設する(出来るのか!)予定です。
スタッフとしては、全国の冒険遊び場の現役プレーリーダーや元プレーリーダーなどでバトンしていきます。学生ボランティアさんも数名ずつのローテーションが必要です。
私は、プレーリーダーだった頃から時間が経っているから役に立てるかな…なんて心配もあり、演劇人として行くのか、何なのかと出発前は思いましたが、「この遊び場出来るまで暇だったぁぁ〜」と発散していく子どもを前にそんな事はどうでもよくなります。(でも、布芝居は最後に迷って持っていっちゃいました)
毎日、楽しく笑いあいながらの遊び場ですが、トイレまで一緒に歩いたひと時に、「怖かった事」「何にもなくなっちゃった事」をポツリと話す子もいるし、家がある子とない子がぎこちない会話になる事もあります。それは私達もです(帰れば家があるので)話はいつも聞く事しか出来ないですが…でも、たいていはすぐに明るい話に戻ります。「遊びの力」と「場所の力」がそうさせるところがあるかも知れません。(突然、牛がないて笑っちゃったり)
場所が本当にいい場所で、大人の方も「こんな自然の中!で遊ぶ経験は震災前もなかったです」と言って気にいってくれています。
この支援活動についての経緯は特定非営利法人 日本冒険遊び場づくり協会のホームページがあるのでそちらも見て下さい。http://ipa-japan.org/asobiba/index.php
気仙沼では、5/4になにぬの屋やってきました。(写真)これでもちゃんと衣装に着替えたんですよ。(いつもの汚い遊び服を脱いだらこの姿になって)なにぬの屋の始まり〜
そして、また遊び服に戻すと、拍手が出て?「さっ遊ぼう!」と言われ、あれ?芝居は(^-^;
体力的には芝居で全力を出したので、大変でしたo(^-^)o
そして今日5/5は東京に戻り、品川中央公園で開催された「GO!GO!キッズディ」でなにぬの屋!
今日頂いた投げ銭は日本冒険遊び場づくり協会の支援金に致します。それから学生ボランティアさんがたくさん気持ちよく動いているイベントだったので(なにぬの屋のブルーシートをすかさず持ってくれたり、ありがとう(>_<))
気仙沼の遊び場の学生ボランティアを募集している事を告知させてもらいました
今、物資支援はアマゾンのマッチングというシステムなどで支援する段階に入ってきました。
もし、お金で下さるお気持ちの方は、日本冒険遊び場づくり協会に支援金募金をしてくれたら嬉しいです。私はまた6月に行きます。
学生ボランティアに興味ある方で、品川で話を聞いた方は是非!私に連絡下さい。
sivyakko@nifty.com
ツイッターでの応援も嬉しい!shinsai_asobiba
子ども達が「自らの遊びの力で治癒しようとしている」そこを支援しているんだなぁと実感する遊び場です
なにぬの屋
渋沢やこ