気仙沼の緊急報告会と心のもやもや
気仙沼で遊び場の活動をしている特定非営利法人日本冒険遊び場づくり協会が、現地の緊急報告会を開く事になりました。同協会副代表の天野秀昭による写真を交えた現地の報告プラス参加者の皆さんと話をしあう時間もあるそうです
私も急遽、現場から帰ったばかりという事で参加し、少しの時間報告を!と言われています
でも、時間には限りがあるし、たくさんの人を前に話せるか不安でもあります。少し振り返ってみます
被災地支援に関わるとは、遊び場支援とは…限界をたくさん感じる事だったなぁと思いました。
ランドセルを背負ったまま駆け登ってくる姿を見ると嬉しかったけれど、「ねぇこの遊び場はいつまでやるの?」と初日から3日間連続でさんざん聞かれ、こんなに気にかけさせてしまうくらいなら、場は作らず、一日のスポット支援の方が良かったのではないか…かえってずかずか心に踏み込んだだけではないか
もやもや
ランドセルを背負って来るのは、学校まで歩いて30分で帰ってから来たらロスタイムだから…と聞いて、スタッフ、ボランティア皆で同じ道を歩いて現場に行ってみた。
今まで車の行き帰りでガレキを見ながら被災地を感じたように思っていたけど車のガラスはテレビのスクリーンと同じくらい少し距離を置かれていたように思う。歩道に赤いスプレーで「助けて水食料」の文字があったり、教科書もぬいぐるみも打ち上げられている。「全部なくなっちゃったんだ」と笑う子どもの顔とだぶる。
もやもや
遊びの力や場所の力に助けられて、改めて本当に遊びの力はすごいのだけれど…そのひとつひとつの応対は、行き当たりばったりではなかったか?自問自答すれば身震いがするくらい
もやもや
なにぬの屋でいつもやっている「ハンカチ1枚でなんでもできる歌」は、実は色々な想いが募ってしまった。水も食料もなく命の危険にさらされた方々を前に。「ハンカチって便利でしょ♪o(^-^)o」って歌…笑えない…いや…でも、届けたい。東京の子どもに届ける時だっていつだって同じだと思ってやってきたじゃないか(^-^)/「ハンカチのおにぎり!ハンカチのバナナ!あ〜美味しい!」って。何もなくたって遊べるさ!
もやもや
こんなに、もやもやはあるけれど、やっぱり、被災地の子どもに「遊び」を通した支援をしたい
と強く強く思う信念があるんだ。あることはわかっている。わかっているんだけど。
ただでさえ、私は話がループする話し下手さんなので、明日が思いやられます。
こんな、告知でなんですが、ご興味持った方は5/8(日)(あっもう今日だ(^-^;)
■日 時:2011年5月8日(日)13:00-16:00(開場12:30)
■場 所:大正大学 7号館8階ワークショップスペース
http://www.tais.ac.jp/other/access_map/access_map.html
都営三田線西巣鴨駅下車徒歩1分
JR埼京線板橋駅下車徒歩10分
都営荒川線庚申塚駅下車徒歩8分
http://www.tais.ac.jp/other/campus_map/campus_map.html
正門から正面礼拝堂まで進み、その右手の8階建ての新しい建物が7号館です。
エレベーターで最上階の8階まで来てください。
■参加費:無料
なお、当日会場にて復興支援遊び場づくりへの募金をお願いします。
本活動はこの募金によって運営されています。
http://www.ipa-japan.org/asobiba/modules/news/article.php?storyid=284
■主 催:日本冒険遊び場づくり協会
直接会場にお越し下さい。
渋沢やこ