なにぬの屋
@mrjackson

紀伊國屋ホールで京楽座

10/29、30、31と紀伊國屋ホールにて、京楽座の本公演「中西和久のエノケン」がありました。再々演になります。
念のため、この先は劇評の記事ではありません(*^o^*)3日間受付・会場係として携わり見てくれたお客様が終演後話しかけて下さって嬉しい事があったので書きます。
まず、初日。わざわざこの日のために九州からいらしたという女性。「中西さんの『しのだづま孝』を見てからのファンで」と言ってらして、あまりにずっと喋っていたので「お名前だけでも伝えましょうか…」と私が言っても「いえいえ一ファンですから…」と私と握手をして(笑)帰っていきました。
2日目、アンケートを受け取ると「私83歳だけど、まだ足は丈夫だから残りの人生、京楽座のお芝居を楽しみに応援して過ごすから…」と。ふとアンケートの住所を見ると相模原市とあるので、私も相模原出身で実家は相武台なんです!…なんてローカルな話をしているうちに、やっぱり手を取り合い(笑)おばあちゃん泣き出してしまいました。お芝居はよく見るけれど京楽座は初めて見て、本当によかったと感動し「猫の手」という京楽座のファンクラブの申し込みもしてくれました。「残りの人生…」ってフレーズで私もすでに涙目。やられました。
お芝居を見た直後の興奮状態ではあるけれど、お芝居がこんなに人の心に大きく影響するんだというのを実感しました。
自分が舞台役者なのに、会場係で感動していてはいけないかも知れないですが…何を隠そう京楽座は私が6年前から、所属している劇団であり、この作品の4年前の初演と再演の舞台に出演していた私です。
今年度はなにぬの屋の活動に絞らせて欲しいと大変なわがままを言って(>_<)、メンバーにはならなかったのです。 満席の紀伊國屋ホールを見て圧巻。私も舞台に立っていたかったと少しだけ思いましたが、二兎を追うもの一兎を得ずで、なにぬの屋もやって、この大舞台の稽古もやっていたら、今回のメンバーのチームワークや楽器演奏のレベルにはついていけなかったでしょう(^-^) 自分の出演した作品の受付をやる機会があったお陰で、お客さんの一番熱い時の感想を聞けて、よかったのだぁo(^-^)o 「前回(再演)よりよかったね」と言いながら私の前を通り過ぎる(^-^;お客様がいましたが、「バージョンアップ」自分が出ていなくても嬉しいものでした。本当に。 そうそう、お一方だけ、私に「ブログ見てますよ、一人で活動しているのね」というお客様がいました。「えっ(*^▽^*)」 以前、出演してましたよね!と声をかけて下さるお客様もいて。 どこにいても、一生懸命やらなくちゃと急に背筋ぴんと伸ばし「女優顔?」(本人が思うだけですが)になった私でございました。 これから1ヶ月強のツアー、旅の無事を祈っています(^-^)/