遅ればせながら全児演の話
もう1週間経ってしまいましたが、全児演という全国児童青少年演劇協議会の1年に1度の総会に参加してきたのですが、振り返ってなかったもので。
「今とどけたい劇をつくろう」とタイトルのついた今回の「全児演総会in九州沖縄ブロック」
子どもを取り巻く状況を劇またショートショートにした2本立て作品を見てから、グループに別れて自己紹介プラス話しあい&劇づくり。
うん、劇づくりワークショップですね。でも、何がなんでも形にしなきゃいけない訳でなく、どんな表現でもよいとの事。参加者のみんなが口を揃えて言っていた事ですが、劇を作るに至るまでお互いの事や現状の話しあいに時間をかけられたのがよかった。
それぞれのグループに、くじ引きで対象年齢、キーワード、小道具ひとつ、が与えられたのも面白い。(去年の関東ブロックの総会の時は、ほとんどフリートークだったから、散漫になる危険性もあったのでした)
でも、我々グループは「中学生、笑い、新聞紙」(-.-;)散漫にはならないけど難しいじゃん(>_<)
私が印象的だったのは話し合いの中で、66歳の意見と25歳の意見が「なるほどねぇ」とぶつかり合い溶け合う瞬間を見た事。それに連なって色々な意見が出た。
「何を伝えたいかが大切」「何を何をって、かえってその〔何〕で押さえつけられてしまうこともある」「何も考えなしで、子どもに向きあっていていいのか」「一生懸命考えた〔何〕は全く中学生達は求めてなかったり」などなど
残り時間40分くらいで劇にまとめたのだけど、10分間の発表ではなんか私、先へ先へ進め過ぎちゃった(>_<)だって、役で委員長とか(アドリブで)呼ばれてそりゃ焦るわ(-.-;)でも、不思議と身体を使った話し合い(劇づくり)をしたメンバーって、急速に仲良くなるんですよね。
人間相手に演劇をやっている私達は、振り返りや問い返しがものすごく必要。愚痴とか持論の自慢みたいな話(←失礼な言い方ですが)が全くなかったのがよかった。
さて明日は関東ブロックの集まりです。明日になる前にまとめてみました。